世界最高のSEO対策が実施されていると有名なGenesis Frameworkを用いてwebサイトを制作しました。
先に結論から言うと、Googleが提供するPageSpeed Insightsを利用し、Webサイトの表示速度を分析すると全体的に高いスコアを出し、「SEO」の項目のスコアは100を記録することができました。
Genesis Frameworkとは
アメリカの会社であるStudioPresss社によって開発され、WordPressの基本的な機能を強化する多数の機能を提供しています。
FrameworkとはWordPressサイトを作るための土台のようなもの。
一般的なWordpressテーマは、テーマをインストールすればWordPressの機能やデザインが完成している状態に対して、Genesisではフレームワーク(親テーマ「Genesis」)とデザインや付加機能(子テーマ)を切り分けてあります。
つまり車で例えると、エンジンとボディ切り分けることで、それぞれに特化した分野が最高のパフォーマンスを発揮することができます。
Genesisとは
GenesisテーマはStudioPress社が手がけるWordPressテーマです。
Genesisはテーマの基盤となる機能や設計を提供し、SEOが非常に強いことが特徴です。SEOが強い理由としては、速度とパフォーマンスの最適化をしていることが挙げられます。
高速で最適化されたコードを使用しているため、サイトの読み込み速度を高速にしています。また、最適化されたコードにより、検索エンジンがサイトのコンテンツをクロールしやすくなり、検索順位の向上に繋がります。
子テーマについて
上述したように親テーマ「Genesis」が非常に強いSEO対策能力を有しているため、子テーマでデザインに特化したwebサイトを作成することができます。
子テーマはStudioPress社が作成したものや他のデザイン会社が作成したものがあります。また、自分で作成することもできます。
SEOに特化したwebサイトを販売するLPを制作
今回の子テーマはAPPFINITE社が制作したGenesis Framework専用のWordPressテーマ「Epik」を使用し、SEOに特化したwebサイトを販売するLPを制作しました。
今回制作したLP、完成形は以下になります。
使いやすいGenesisオリジナルのブロック
制作をする上で、Genesisテーマ専用のプラグイン「Genesis Blocks」を使用しましたが、使い勝手が非常によかったです。
私が使いやすいと感じたブロックをいくつか紹介していきます。
「Container」ブロック
「Container」ブロックは、コンテンツの幅や余白(padding、margin)を投稿エディタ上で設定できます。
この機能を用いることで、各セクションごとに異なる余白を設定できるようになり、投稿エディタ上で表現できるデザインの幅が大きくなると感じました。
「Pricing」ブロック
「Pricing」ブロックは、商品のサービス表を表示することができるブロックです。
この機能を用いることで、商品のサービス表を簡単に投稿ができ、一覧表を作成したいときや価格を比較したいときに容易に実装できるになると感じました。
また、サービス表のカラム数も自由に設定できることも非常に便利です。
「Layouts」ブロック
「Layouts」ブロックは、レイアウトテンプレートを指定できるブロックです。
この機能を用いることで、webサイトを制作する時間を大幅に短縮できると感じました。また、複数のテンプレートから必要な部分のみを組み合わせて使用してみるのも良いと感じました。
おわりに
実際にwebサイトを制作し、スコアを計測することでGenesis FrameworkのSEO対策の強さを実感できました。
また、Genesisテーマ専用のプラグインを使用することで、デザインの幅が広がりつつ、制作工数の削減もできるところに魅力を感じました。
カモメザではGenesis Frameworkを使用してLPやホームページを作成しています。SEOに強いwebサイトに興味がありましたら、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。